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2月17日 「集落点検ってなに?」


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みなさんこんにちは。小山内です。

みなさんは「集落点検」って知ってますか?





高齢化率(住民の年齢が65歳を超えている割合)が50%を超えた集落は『限界集落』と呼ばれています。

2007年、報道には『限界集落』の文字が踊り、「過疎地域の集落が高齢化によって消滅してしまう」と危機を煽るものでした。

わたしも、今日本では次々に過疎集落が消えているんだと思い込まされていました。

しかし、実情はまったく違うようなのです・・・





『T型集落点検』を考案した熊本大学文学部総合人間学科教授、徳野貞夫氏。
『T型集落点検』とは住民主体で行う集落再生プログラムです。




今回彼が集落点検のワークショップを行うということで、

私は青森県今別町は大川平集落に向かいました。

冒頭に参加住民に徳野先生が講話をしました。とても面白いのでぜひ聴いてみてください。




今回のワークショップを例に、簡単に集落点検の手法を紹介します。

●まず30名の参加住民をエリア別に8つの班に分けます。
DSC_1206_convert_20120219225830.jpg

DSC_1207_convert_20120219230121.jpg


●次に班ごとにエリアの略地図をつくります。
DSC_1216_convert_20120219230230.jpg

DSC_1234_convert_20120219230756.jpg




●地図に自分と近所の家族構成を詳しく書き込んでいきます。
DSC_1239_convert_20120219230453.jpg


すると・・・

数値上は高齢化率は高いものの、出ていった若者はほとんどが近場に住んでいること、
少しくらい離れて暮らしていても、家族のつながりがあれば助けあえること、
将来集落に戻ってきて暮らす可能性があることがわかります。



徳野さんは熱く語ります。
「マスコミと行政は数字しか見とらん。安易に危機を煽るがその本質はまったく違う。人間の暮らしは数字じゃない!
東京には職はあるかもしれん、金もあるかもしれん、でも地元より幸せか?
住民の人たちは自信を持って子どもたちに帰ってこいと言って欲しい。


徳野さんに質問してみました。
Q.「徳野さんが考案されたT型集落点検は日本全国どこにでも当てはまりますか?」
A.「どっこでも共通して当てはまるわ。それは人間の暮らしを考える手法だから。」

Q.「青森県は地域自立のための産業の創出に長年苦労していますが、徳野さんはどうお考えですか?」
A.「いま日本は製造業は頭打ち。工場建てました、企業呼びましたじゃ金はまわらん。
可能性があるのは第三次産業だ。それには人がいないといかん。
役場のやつは散髪してくれんやろ?若者が地元で暮らしたいと思うようにしなきゃ。」




徳野さんの話を聞いて参加者の60代女性は・・・
「この集落にはよく『高齢化』といって新聞記者が来る。かわいそうとか言ってね。私はそんなんだいっきらい!
ここには海もあるし山もある。農産物も豊かだし生活に困ることなんかなーんもない。」





印象に残ったできごとがあります。
ワークショップが終わって参加住民の男性の方が私に話しかけてきました。

「お前何の記事書くんだ?何時間も話聞いてなんの結論も出てないじゃないか。
徳野さんは自分の価値観を押し付けてるだけじゃないか。大川平は後継者の確保はできてるんだ。
今問題なのは農業収入がどんどん落ちてるってことだ。」







感想

徳野さんは「危機を煽ればなんとかなる」というマスコミと行政の体質を痛烈に批判しました。
モノや数字ではなく、実際の人々の暮らしの真実を把握し、住民が主体で地域の未来を描く
T型集落点検の手法は目からウロコでした。それは過疎集落に暮らす人々に自信を与えるものでした。
がしかし、地域づくりはすぐに結果が出るものではありません。
役場の方も「これは随分我慢比べの地道な作業なんだ」とおっしゃっていました。
徳野さんのお話に不満を漏らしていた男性が言うように、
人間の価値観はさまざまで、それぞれ幸せの定義は異なります。
住民自ら考え、行動しつづけることも重要ですが、行政が住民と連携できて初めて
果実が実るのではないでしょうか。
農業と同じように、時間と根気のいる仕事なのだと感じました。








本も興味深いのでぜひ読んでみてください♪
徳野貞夫著 「農村の幸せ、都会の幸せ」

山下祐介著 「限界集落の真実」




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